最近気づいたことだが、ネガティブ独り言は自分を追い込むことが分かった。
ここで言うネガティブな独り言とは、
特段差し迫った危険もあまりないのに、なんとなく発してしまう言葉だ。
統合失調症経験者なら分かると思うが、
幻聴が聞こえてそれに対して反応してしまうという事がある。
そこまでいかなくとも、
「なんで自分ばっかり」「いやだなぁ」「どうして上手くいかないんだ」
と、一人になっている時にぼやくのはかなり精神エネルギーを消耗している。
そもそもこういう発言が出るのは完璧主義者とかそういう人が多いと思う。
では、なぜこれらが良くないのか?
それは自分のネガティブな感情を一度形にしてしまって
再度自分自身がそれを受け取ってしまうからなのではないかと思う。
従って僕はネガティブな言葉を発している途中または発しそうな時、
「いかんいかんいかん」と自分の発言を止めている。
これをするだけでもかなりの効果が出ており、
現在はネガティブな思考があんまり出てこなくなった。
ただ注意点としては環境が本当に劣悪で弱音が出てしまうというのは考え物だ。
これは環境をまず改善する方が大切かもしれない。
それでもネガティブな言葉は避けるべきであると思う、
自分で回避できるネガティブな言葉は避けるべきである。
言霊という言葉もある通り、
負の言葉は負の状態を想起させるのは大きく的を外しているとは思えない。
一見どうでもいいと思ってしまいがちだが、けっこう重要である。
例えば僕は今無職の状態であるが、自分を責めるような言葉は慎んでいる。
それだけでも心持ちが大分変ってくる。
例えばどうしてどこも自分を必要としないのか?というより
100年に一度のコロナ不況なんだから当然じゃないか、という
反ネガティブな気持ちの方が強くなってきた。
これと同様に「なんで自分は生きているんだ」とか「自分が生まれた意味とは?」
とか、ネガティブとは言えないまでも答えが出る訳ではない言葉も注意だ。
これも思考のエネルギーを削る危険な言葉とも言える。
特に疲れている時などは要注意だ。
ちょっと注意してこういう言葉を発しなくなくなるだけで、
思考が別の方向を向いて、多角的な考え方が見えるようになってくる。
これが最近発見した自分の傾向である。
これは何も私だけではなく、他の人も同じなのではないかと思う。
今回は以上となる。何らかの参考になれば幸いである。