瞑想のデメリットとニクセンを用いた精神安定法

今回は私が瞑想からニクセンに切り替えたことを記事にする。

昨今では瞑想が一般化されつつあり、科学的にも瞑想の効果が立証されつつある。
しかし、私の経験上、瞑想は様々なデメリットを含んでおりオススメしない。
瞑想と一口に言っても幅広く、宗教的要素を絡むものが多数ある。
昨今の科学的瞑想も元を辿れば宗教的瞑想が源流であり、
科学的といいつつ、その内実は精神面のコアに触れることをご存じ無い方も多いと思う。

では、瞑想にはどんなデメリットがあるのか詳しく説明しよう。
実はあまり知られていない瞑想の弊害は多々あるのだが、
代表的なものとしては偏差と言える。
これは気功の考え方で、体の内部の気が下手な瞑想によって乱されてしまうことをいう。
ここで言う「気」とは体内のエネルギーと考えてもらって差し支えない。

偏差の症状は多様で説明はキリがないため、とにかく瞑想の悪影響と思ってほしい。
その悪影響の度合いがどこまで出るかという問題は人によって異なるが、
私の場合は統合失調症の誘発という最悪の形になって現れた。
ここまで酷くなくとも、少なからずの人間が瞑想によって悪影響を受ける可能性はある。

私は15年間瞑想を勉強した。
その過程で良書をみつけることもできたし、瞑想自体の研究は素人よりは上だと思う。
ただ私はその良書は複雑で、その通りにやろうとは思わなかったし、
そもそもシンプルなことが好きなので、自分に合っていなかった。
※残念ながらこの良書については本来のテーマから外れるため教えることはできない

二度の統合失調症の発作によって私の体は瞑想を完全に受け付けなくなった。
瞑想、もしくはそれに準ずるメソッドを用いた時、私の体調が崩れるようになったのだ。
そこで私が次に手を出したというか、自然と行うことになったのがニクセンだった。

ニクセンとは、オランダ語で何もしないを意味する。
そのやり方も多様であるが私の場合は以下の通りだ。

まず、自室の座椅子に座る。冬場は布団をかけて寒くないようにする。
そこでドビュッシーのピアノクラシックをかける、照明を全開からやや暗くする。
あとはそのまま時間が過ぎるのに任せる、大体40分~1時間程度。
雑念が湧いてもそのままそれに任せる。自分で何かをコントロールしようとはしない。
ただノンビリとするだけだ。
時間帯は夜が多い。夕食後に行うこともある。

ニクセンは私が統合失調症再発後、自然と行っていて、忘れていたが、
最近あらためて行うようになった。その効果は私にとっては有力で、
何より瞑想のように体調が悪くなる、ということがない。

ニクセンは何も新しいアイディアではない。
自然と行っている人もいるだろし、オカルト的な内容でもない。
おそらくではあるがこのまま瞑想が一般化していくに従って、
瞑想の弊害がさらに浮き彫りになり、
ニクセンに着目する人が増えてくると予想する。

日本では理解されづらいかもしれないが、瞑想の源流が宗教的であることからしても、
熱心な宗教信仰者からは瞑想は毛嫌いされがち、と考える。
それに対してニクセンはそもそも人間の自然な活動の一種であり、
源流が宗教ではないことが多くの人に支持される要素の基盤になると考える。

今回は以上にて記事を終了する。
何らかの参考になれば幸いである。

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