Perlの圧倒的長所について

2023年2月時点においての状況を考慮していただきたいが、

Perlは使い物にならなくなった古びた言語、と言われることが多々あるが
個人的にはそう思っていない。

確かに機能面においてPerlが他言語に負けることは認めよう。
しかし、後方互換性については他の追随を許さないと思っている。

元々Perlは言語開発者ラリー・ウォール氏らによって制作されたものであるが、
ラリー・ウォール氏自身がPerlはPerl5で終わっていいと思っている。
と、言っていたような気がした。
そのせいかPerl6も期待されたような物ではなかったと思うし、
個人的にはPerl6よりもPerl5で十二分に用を足せてしまうと思う。

対抗する言語としては、やはりPHPやPython、Rubyなどが挙げられるだろう。
しかし、PHPは後方互換性が非常に不安定な言語であるし、
PythonもPython2とPython3で互換性が保てなくなって、
私がレンタルしていた、お絵かき掲示板も無くなってしまった。

開発途上にある言語というのはどうしてもこの後方互換性がネックとなり得るもので、
また、セキュリティ的にも注視しなくてはいけない所がある。
対してPerl5のような枯れた言語というのは後方互換性を最優先できる点が、
なによりだと思っている。

言語論争になると鼻息が荒くなる人が多いので、あまり多くは語らないが、
自分の作品が簡単に砂に戻ってしまう環境というものは悲しいものだ。

しかし成長性と後方互換性は表裏一体。
結局のところ、どちらが良いかと言われたら私は後者を選ぶ。
これは選択であり、他人がどうこういうべきではないし、私も他人に口出しできない。

しかし、見栄えの良さだけが言語の全てではない、ということは覚えておくべきだろう。

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