私が試している「ビオチン療法」について
アトピー対策として、私が取り入れている方法があります。それがビオチン療法です。
この療法は、ビオチン・整腸剤・ビタミンCを一緒に摂取することで、体質の改善を目指すというもの。3つを同時に取り入れることで、相乗効果が期待できると言われています。
ただし、この療法は現時点では医学的に標準治療として確立されているものではなく、医師の監修を伴わない「補助的な民間療法」という位置づけになります。その点はあらかじめご理解ください。
ビオチンとは？
ビオチンは1935年、オランダのケーグルによって卵黄から発見された栄養素で、「ビタミンH」「ビタミンB7」とも呼ばれています。
血液の循環を促し、皮膚の機能を正常に保つ働きがあるとされており、炎症の抑制やコラーゲン生成にも関わります。つまり簡単に言えば、肌に良いビタミンというわけです。
ビオチン療法に必要な3つのサプリ
私が実際に使っているアイテムをご紹介します。すべてネットで手に入ります。
① ビオチン
療法の中心となる成分です。私はこちらを使用中：
DHC ディーエイチシー持続型ビオチン（60粒）
② 整腸剤
ビオチン単体では、腸内細菌に分解されてしまい効果が得られにくいため、腸内環境を整える整腸剤が不可欠です。私はこちらを選んでいます：
ビオスリーHi錠 270錠【指定医薬部外品】
③ ビタミンC
ビタミンCはビオチンの吸収を助ける役割があります。私は天然由来のものを重視して、以下を使っています：
NATUREMADE（ネイチャーメイド） C1000mg（100日分）
実際の使用感と経過
一般には効果が出るまで数ヶ月〜1年かかるとも言われますが、私の場合、始めてから約2週間で肌の調子が改善してきたと感じました。
もともとアトピーは軽度でしたが、ビタミンCのサプリやミョウバン風呂を取り入れてある程度改善していたところ、ビオチン療法を加えたことで、より安定してきた印象があります。
肌の不調に腸内環境が関係しているという視点から見ても、ビオチン療法は補助的手段として試す価値があると感じています。
副作用や注意点について
ビオチン療法は比較的安全とされていますが、体質に合わない場合もあります。実際にレビューなどを見ると、まれに不調を訴える方もいるようです。服用後に違和感がある場合は、すぐに中止することをおすすめします。
また、以下のようなケースでは事前に医師と相談するべきです：
- 妊娠中・授乳中
- 持病があり、薬を常用している方
- 小さなお子さん（今回は対象外）
ビオチンと相性の悪い薬の例：
- 免疫抑制剤（リウマトレックス、ネオーラル など）
- ビタミンA誘導体（エトレチネート など）
- 抗生物質（ミノマイシン など）
- ムコスタなどの胃薬
- 一部の総合ビタミン剤
避けた方が良い習慣
ビオチン療法中に避けるべき習慣もあります。悪影響が大きい順に並べると：
- 生卵の摂取（ビオチン吸収を阻害）
- 喫煙
- 飲酒
- 発酵食品の摂取（腸内環境を変化させるためグレーゾーン）
私のアトピー対策の組み合わせ
現時点で、私が実践しているアトピー対策のベスト組み合わせは以下です：
- ミョウバン水入りの入浴
- ビオチン
- ビオスリー（整腸剤）
- ビタミンC
費用もそこまで高くなく、一定の効果も感じているため、興味のある方は自己責任で試してみる価値はあると思います。
※重要な補足
本記事の内容はあくまで筆者個人の体験に基づいたものであり、すべての方に効果があることを保証するものではありません。
サプリメントの使用や健康法の導入にあたっては、必ずご自身の体調や既存の薬との相性を考慮し、医師や薬剤師に相談してください。