最近は人よりもコンピューターの方が囲碁が得意になってきたが、
僕も天頂6にも負けることが多くなった。
天頂6は人間で言えば7段同等の実力だと思われるが、
この時点でアマの何%が勝ち越せるかというレベルだ。
まぁPCの性能にもある程度左右されるが、
ちゃんとPCが分かる人ならBTOのデスクトップPCを吟味して買えば、
かなり強力な相手となることは間違いない。
おそらくそこまでPCに拘らなくても、
次の天頂7が発売されればプロも厳しいかもしれない。
そこで、僕は誰でも囲碁が楽しく上達する方法を考えた。
それが囲碁ヒント学習法である。
天頂さんにはヒント機能が内蔵されている。
このヒント機能は天頂さんが高く評価している着手を3つ示す。
これが非常に面白い。コンピューターの判断が分かるからだ。
囲碁というのはヨミ以前の段階で、手に気づくことが大切。
そういった自分の視野を広げるのにヒント機能は役立つ。
まぁ、多分僕と同じ6段相当の人は「ヒントなんて・・・」
と思うかもしれないが、是非試してみてほしい。
ヒントを活用することで楽に勝てるようにもなるし、
ヒント学習を続けていると、そのうちヒント無しでもいけるようになる。
言うなれば実戦3択問題を解いている感覚だ。
僕はさらに待ったも天頂さんの形勢判断も使う。
ただし着手のスピードは要所以外ほぼノータイム。
一局に40分以上はかけない。これならスピーディーに19路も打てる。
もちろん、ヒントの選択が気に食わなければ別の手を打つ。
ちょっとこれ打ってみたいなというのがあれば、
ヒントに無くてもドンドン打っていく。
これをすると冒険心も満たされるし、感覚を磨くこともできる。
これをやっていると棋力がこの歳(30)でも上がっていく実感がある。
ただし、人と打つ時はこのようなやり方をしてはダメ。
それは天頂さんの機能が当然使えないこともそうだが、
やはり人相手は一手一手時間をかける方が楽しめる。
答えが分からなければすぐ回答を見ることもそうだし。
詰碁は普通ノータイムで解けるようになるまで勉強する。
ヒント学習法は実戦でこれを行う感覚に近い。
多分これはPCの性能の向上による次世代的学習法かもしれない。
まぁ物は試しと思って興味がある方はやってみてほしい。
僕はこれが勉強方法としては効率的に楽しめるんじゃないかと思う。
追記:
スペックの高いPC使うなら、強さ設定を考慮時間にして5秒使うのだ。
これで天頂さんはメチャ強くなるぞい。
え、何?囲碁は大体分かってもPCは良くわからないだって・・・?
ガンバ^q^
コメント
しかもAIの場合は到底人間には思い付かないような手を打ってくる事が多々あるから尚のこと勉強になるという
最近は天頂6の傾向に大分慣れましたが、
次の天頂7が出たらどんな手を打つのか色々楽しみです(笑)