動物は「=」という記号が理解できない

養老孟司先生の面白いと思った動画がありましたので↓に貼っておきます。

https://www.youtube.com/watch?v=2ECqW9Gsz-0
※申し訳ありません。2022年10月現在、動画は削除されてしまいました

内容は8:33と少し長めですが、非常に面白いです。

最終的な結論として、人間と動物の違いは「=」という記号が理解できるかどうか。
ということを仰っています。

例えば、動物は見た物そのものを理解することはできます。
そして簡単な計算もできるということです。
しかし、その時「=」という記号だけは、使えないのではないかということです。

例えば動画の中で2x=6という数式が出てきます。
これを人間が解くとx=3となります。非常に簡単な一次方程式です。
しかし、これが大問題となる要素で、x=3というのはおかしい。
と、なるのです。

なぜなら「x」という記号は「3」という数字そのものではありませんよね。
そこで「x」は「3」だと認識せよ、と学校の先生から教えられるわけです。
これを動物が理解できたらどんな行動を取れるかというと、
物々交換と等価交換が可能になってしまうのです。

動物は計算までできます。3+3は分かります。答えは6です。
しかし、3+3=6という数式は理解できないと考えられます。
なぜなら3+3は、あくまで3+3で6という内容だからです。
だから「=」という概念が理解できるのは人間だけということになります。

「=」は強力な数式で私達にはなくてはならないものです。
お金はその最たるもので、「=」があるからこそ成り立つのです。
これが等価交換を根とした物々交換となるわけです。
お金という紙を、物と交換して取引するのは高等な行為なのです。

ということで、私の説明は分かりづらいですが、動画は非常に面白いです。
是非皆さんもご存じなければ、ご覧になってください。

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