CGIゲームの運営

皆さんも多分なんとなく分かるかと思いますが、
個人開発のCGIブラウザゲームって本気でやるとけっこう大変なんです。

どの程度のものを作るかってことでもけっこう違いはあります。
簡単にゲーム開発レベルを低い順から並べると以下の感じです。

 1:配布型CGIゲームをレンタルサーバーに設置。
 2:配布型CGIゲームを改造してレンタルサーバーに設置。
 3-1:配布型CGIゲームをVPS環境以上に設置。
 3-2:個人開発のゲームをレンタルサーバーに設置。
 4:個人開発のゲームをVPS環境以上に設置。

この差が何なの?って多分思う人はいると思いますが、
これってゲーム開発でできることの差がすごいあるんですね。
下のレベルに行くほど、ゲーム開発の自由度が広がるのです。

じゃあ、みんな4をすればいいじゃない?と思うでしょ。
これが、下に行くほど難易度が上がっているんです。
特に配布型CGIと個人開発では、かなり技術者のレベルに差があります。
そもそも配布型のCGIを使う人は技術がないか、
技術があってもめんどくさくて自作しない人なのです。
ですから、前者の場合プログラム自体それほど分かってない場合もあります。

またレンタルサーバーとVPSでも大きな壁があって、
レンタルサーバーは誰でもすこしかじればできますが、
VPSは仕事でサーバー系の業務に関わることがあるか、
周りに詳しい人でもいないかぎりわからないでしょう。
または、独学でもすごい意欲のある人です。

このレンタルサーバーとVPSは、サーバースペックの違いや
プログラムでできることの差があるのです。
特にcronと呼ばれる自動実行が自由に使えるのはVPSの強みです。
僕は個人開発のゲームをVPS環境以上に設置する4に相当します。
けっこう気合入れて作っているわけです。

必要となるのは、
サーバー構築、運用・保守の知識と技術
CGIプログラムの技術(僕の場合言語はPerl)
html関連の技術
JavaScript、Cookie等のhtml補助の技術
グラフィカルな部分の制作能力
etc

と言った感じで、求められる物は多いのです。
普通デザインとプログラムは分かれていると思いますが、
これを同時にこなし、加えてサーバー運用の技術も必要となります。
一人で3役ぐらいこなさないといけないのです。
それに加えてゲームを企画していく必要もあるので大変です。

でも、一度ある程度形にするとそんなに辛くはないんですね。
つまり最初の形にするところをしっかりやれば、
後は、流れにのっていけるのです。
まぁ敷居が高いといえばかなり高いかもしれません。
その代わり勉強できることは多いので、
何かをしながら技術力を高めていきたい!
という方にはオススメかもしれません・・・でもやっぱり大変です(笑)
 
 

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