僕は昔、プログラムはそれほど興味はなかった。
それで突然プログラムに目覚めたきっかけが、
10年前に流行したエンドレスバトルというCGIゲームだった。
当時、僕はまだ子供でエンドレスバトルをただ遊んでいたが、
そのうちゲーム運営が、個人でできることを知り、
ほとんど分からないまま、力づくで運営していた。
今思えば、よく運営できたな、という気持ちと、
すごいムチャクチャなやり方をしていたなと思う。
なにせデバッグ(バグを取る)という考えもないから、
プログラムをテストせず、本番レンタルサーバーに上げて、
異常があれば、そこで治す(ゲーム実行中に)
という、ムチャクチャなことをしていた訳である。
今考えるとよくサーバー管理者に怒られなかったと思う。
でも、その頃の下地のおかげで今は徐々にプログラムが理解できた。
プログラムを勉強する上で大切なのは、
いきなり壮大な物を作ろうとせず、自分で簡単なコードを書いていき、
それを少しずつ雪だるま方式で大きくしていくことだと思う。
とにかく最初は、どんな詰まらないと思うものでも、
少しずつ改良したり、付け加えて、そのうち面白いものになる。
他人が作ったコードを改良するよりは、
やはり全部自分で書いたものを改良していく方が遥かに容易い。
他人が作ったものに乗っかるだけならいいが、
それをさらに改良したり、書き足すのはけっこう大変だ。
他人のコードを理解するのはプログラム中級者レベル以上だ。
今では仕事でもプログラムを使えるようになった。
ExcelVBAなんかも最近はバリバリ書くことができる。
それもこれも少しずつプログラムの技を磨いたおかげだと思う。
これからプログラムに触ろうと思っている人は、
簡単な物でいいからちょっとずつ自作するといいだろう。