睡眠は重要。よく眠ることの大切さ。

私は二度、統合失調症の急性期(発作)を体験している。
その中で、最終的な原因となったのが睡眠不足である。

私は一度目の急性期も、二度目の急性期も、
症状を呈する直前はほとんど眠れなかった。
なぜなら睡眠薬が無いと眠れないほど神経が緊張していたからだ。

眠るという行為は、人間にとって最も本能的で必要不可欠な時間だ。
私はこの事実を子供の頃からあまり受け入れていなかった。
なぜなら眠ることが苦手だったからだ。
寝付きが悪く。朝早く起きるのも苦手だった。

そのせいもあってかゲームにハマれば夜中も遊んでいたし、
仕事があっても眠ることを疎かにしてしまった。

眠るというのは考えてみれば非常に不可思議な行為だ。
なぜ人間は眠らないといけないのか?なぜずっと起きていてはいけないのか?
自然に行っていることすぎて私は幼稚園児に説明することはできない。
ただ一つ説明するならば。
呼吸を止めてみてごらん、それがずっと続けられれれば、
眠らなくても生きていけるかもよ。と、言うだろう。

つまり、脳科学がどうちゃらとか根本原因の解明がなんちゃらと説明しない。
ただ自然に生きていくためには眠ることが必要なのだと教えるしかない。

言いたいことは眠ることは非常に神秘的なことなのだ。
生きている誰もが当たり前過ぎて見逃してしまうが、
体内のメカニズムの中でも最も不可思議な現象だ。
なぜなら眠らないことはできるのに、
ずっと眠らないと人は死んでしまうからだ。

また、これも不思議なことだが、よく眠らないと体調が悪化する。
そして眠ることによってストレスの軽減や、
パフォーマンスの向上がはっきりと出てくる。
これほど不可思議なことはないではないか。

だから現在の私は睡眠時間を削るようなマネは一切しない。
たとえ、どんな状況でも眠る時間は確保する。

シェイクスピアはこう言った。
「快い眠りこそは自然が人間にあたえてくれるやさしいなつかしい看護婦だ」

眠りが少ない人生は苦しみが多いだろう。
それは起きている時間そのものが地獄のような世界だからだ。
そう、この世界はどう生きようと残酷なのだから。
十分な眠りによって私達は現実世界とバランスを取れる。

逆に長期的にほとんど眠らないと何らかの失敗を招く。
私のように不可逆的な精神疾患にかかるかもしれないし、
体の中で病気が進行してしまうかもしれない。
あるいは仕事でミスを連発して首になるかもしれないし、
不注意で交通事故に巻き込まれるかもしれない。

眠ることの重要性に気づくことは大切な宝物を拾う事と同じである。
皆様も眠ることを決して侮らないでほしいと私は強く願う。

ブログ主が運営しているゲームです。
こちらよりどうぞ