インターネット広告を巡る危険性にまつわる三つ巴の戦い

昨今インターネット広告を巡る三つ巴の戦いがある、と私は思っている。

勢力は以下の3つに分けられる。
・エンドユーザー(インターネット利用者)
・Webコンテンツ提供者(広告配信者)
・セキュリティソフト開発企業

ネット広告は、広告排除アドオン(Adblock Plus や uBlock Originなど)で
エンドユーザーとWebコンテンツ提供者で対立が存在し、
互いの弱点を指摘しあっている。

例えば、エンドユーザーよりの記事は広告排除アドオンで広告を消せます!
といった論調でガンガンとエンドユーザーよりの文言を載せる。

対してWebコンテンツ提供者よりの記事では広告排除アドオンは、
危険性もあり、安易に導入するのはおススメしないといった論調だ。

そして第三の勢力がセキュリティソフト開発企業の記事だ。
これは広告排除アドオンも危険があるからセキュリティソフトでガードしましょう。
といった内容で危険性の回避を勧めてくる。

正直私は2023年3月時点でどのポジションも支持しないし、
どうでもいいと思っている。

なぜなら私は広告配信者ではないし、
広告排除アドオンを適切に管理してインターネットを利用しているし、
セキュリティソフトもフル活用して入れているからだ。

ただ、インターネット上にはこれらの勢力が存在することを理解し、
それぞれが何を目的としているか裏を知っておくことだ。
これが重要である。
どれも金銭に絡んでいるから必死になるのも当然である。

エンドユーザーは広告の商品にお金を投資したくないし、
広告配信者はWebコンテンツの広告を通して利益を得たいし、
セキュリティソフト開発企業は自社のソフトを売り込みたいと考える。

だからインターネット広告関連の記事を見る場合、
記事の提供者がどのような勢力に属するかでフィルターをかける必要がある。

エンドユーザーよりの記事を見る場合は危険性を度外視する場合もあり、
Webコンテンツ提供者は必要以上に広告排除アドオンの危険性を強調する。
セキュリティソフト開発企業もシレッと自社製品を勧めてくる。

当然ネットリテラシーの低い人はよいカモネギである。
結局どうするというと、自分でググって適切な情報を得る他ない。
もしくは広告を我慢することだ。

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