人間が作る法治国家の限界、そして将来のAIへの新世界の希望

昨今の情勢と法律とは

昨今の世間の流れを見ると、明らかにおかしいと思える部分が見えてくる。
例えば、人を助けると、助けた側が何らかの理由で訴えられたり、
汚職や中抜き、パワハラ、その他、現代ならではの人間関係のトラブルと犯罪。
もう、世の中は末期的な状態であると言って過言ではない。
法律や規律のテキストが分厚くなることは、人間が愚かしくなっているという証拠だ。

ソースは失念してしまったが、以下のようなエピソードがある※細かい描写は不正確

古代中国において、ある国が5つの法律を掲げていた。
その後、法律が新たに制定され、規律正しい30程の法律になった。
その時、その法律の立て札を見た古代中国の賢人はこの国はもう終わりだ。
といって立ち去っていった。
立て札を監視する門番がなぜ、この国が終わっているとおっしゃたのですか?
と、問いかけると。
昔は5つの法律だけで人民の生活は安定していた。
しかし、30もの法律に増えたということはそれだけ人民の質が落ちたということだ。
悪徳な人間がいなければ法律は制定されない。
法律の穴を探して得をしようとする輩が増えるほど人民の質が落ちたと言うことだ。
そういって賢人はその国から消え去った。

馬鹿馬鹿しい話であるかもしないが、これが人間の法律である。
悪徳なことをする人間が少なければ法律は少なくて済む。
しかし、現実問題法律がなければ行動のガイドラインができない。
そして社会には一定数の割合で悪徳なことを働く個人、企業がいるのは周知の事実だ。

人間にはもうコントロールできない

もうこの問題は人間には解決が不可能だ。
あまりにも現代社会が複雑化し、一部の人々や組織の心は腐っている。
法に触れなければ何をしたって良い。というのが一部の現代人の認識である。
そのため小狡い人間は法の穴を突こうとする。
もはや人間の知力が世界の情勢に追いついていないのである。

そして法律を作る側も場当たり的な対応で世界情勢に追いついていけていない。
それもそのはずだ。今世界は変革のまっただ中で、人間のキャパシティを超えているからだ。

AIがその国の風土に最もふさわしい法律を作る時代が来る

これに対する唯一の打開策がAIの発展である。
人間がごく自然に生きられるよう。そしてその国の風土にあった適切な法を定めるしかない。
強いAIが出てこない限りこれは事実上不可能なことだが、もはや託せる希望はこれしかない。
人間は自身を適切に管理できなくなったから、
人間を超える判断をする存在に自らを託すしかないのだ。

だからAIの進歩を促進させるしか現在取れる手段はないと言えるし。
それまではこの混沌とした世界で息苦しく生きるか、
法の穴をついて小賢しく生きるしかない。
もう世界は末期に来ている。それは善良な市民がヒシヒシと感じるはずだ。
悪徳なことをする人間は最後のチャンス(無自覚かもしれないが)とばかりに、
法の穴を突こうとする。
それはある意味ではその人間が悪だけではなく、世界が追いついていないのだ。

今は人間がこのままではいけないことを認めるまでの時間であり、
AIの方向性を決定する検討段階であることを忘れてはならない。

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