去る2016年1月28日、人類の歴史を変える驚きのニュースがあった。
囲碁ファンには記憶に新しい驚きの対局結果が紙面を大きく飾った。
このニュースが今までの普通の対局結果と全く違うのは、
碁のプロがついに人工知能の前に敗れたということだ。
低段とは言え、CPUがプロにハンデなしで勝つことは、
まだ、10年は不可能と一般的には言われていた。
ところがgoogleが開発したアルファ碁は一気にそれを達成した。
このアルファ碁の特徴は従来の囲碁ソフトとは思考法が違う。
今までのソフトは膨大な演算を行って答えを追求するのに対し、
アルファ碁はCPU自体が碁を学習するという画期的な方法を使う。
これは、人工知能そのものと言える。
さらに、これは多分野に応用が可能な技術とのこと。
これは単にCPUが囲碁で人間に勝ったというニュースではない。
私達は産業革命以上の社会変化を近々目の当たりにするということだ。
人間が働かなくていい世界が訪れる可能性が高いのだ。
それは、人間の労働を人工知能とロボットが請け負うという意味だ。
これは期待が高まるとも言えるが、同時に怖いことでもある。
旧来の社会構造が大きく変わる可能性があるからだ。
近年の科学技術の発展は恐ろしいものがある。
特に人口知能技術はCPUが今まで不可能とされたことを覆すだろう。
まだ、一般には良く認識されていないかもしれないが、
2016年1月28日のニュースとは、その先駆けそのものである。
2016年3月には、世界最強のイ・セドルとの対局が予定されている。
これは、囲碁ファンに限らず注目の一戦となるだろう。
CPUが人そのものの代わりになる時代が訪れようとしているのだ。
コメント
ガンパレードマーチや絢爛舞踏祭の世界観だな。
人類が外宇宙に進出したことによって異星生命体と遭遇。
その機械生命体は工業生産物を生産することそのものを目的とするかのような行動を取り、生産したものに対して対価を求めない。
だから人件費ゼロで超有能な労働力として地球に連れ帰ったところありとあらゆる職業が機械に奪われ、ありとあらゆる物価が崩壊、超絶デフレが訪れ経済は跡形もなく消し飛ぶ。
そんな絶望的な状況下においてその機械生命体が超高性能兵器をほとんどタダ同然の値段で売ってくれるからほとんど無制限の戦争が起こる。
ところがこの機械生命体は宗教的な理由なのか何なのか、原因はわからないがソフトウェア開発だけは絶対にしない。
だから人類に残された唯一の職業はプログラマーのみ。
そんな世界が現実になりつつあるね、もっとも俺もその手の人工知能が専門だから正に俺もそういうことをやろうとしているわけだが。
人工知能はSF感がありますよね。
果たしてその先がどんな未来かというのが分かりませんが、
ドラえもんの未来のような世界か、
ターミネータの未来のような世界になってしまうのか、
案外予想しているのとは違った意外な方向に進むこともあるかも・・・
マトリックスの世界もあり得るよなぁ。
あるいは攻殻機動隊なんかも。
いずれにせよ知能爆発は起こるだろうな。